季節の便り
斎庭の草花 ~青葉もみじの若葉の下で森林浴~ 清々しい新緑の中へ ■明治150年記念 明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ■
Vol. 206:2018.04.29(日)
初夏の爽やかな日が続いております。日中は汗ばむほどの陽気で、半袖のシャツに袖を通された方が多く見受けられました。
大型連休もスタートし、多くのご参拝の皆様で境内は賑わいました。
(平成30年4月26日午後2時頃撮影:初夏の宮川)
新緑も美しさを増し、ご神域を流れる清流宮川の清々しさに心が洗われます。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:宮川の清流にかかるもみじの青葉)
鮮やかな葉の1枚1枚が輝いているかのように見えます。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:光に透かされ輝く新緑)
また、若葉の下をよく見るとまだ出来たばかりの薄赤い種が実っています。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:若葉の下に種をつけたもみじ)
若葉の瑞々しさを堪能できる季節となっております。
ぜひ、新緑の美しい小國神社の杜へとお出かけください。
◆境内散策のお供に『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
小國神社の境内には様々な草花が息づいています。
足元に目をやると、青々とした葉や可愛らしい花など、それぞれの姿で私達の目を楽しませてくれます。
ご神域の草花の観察や、散策には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
がお勧めです。花の名前が分かると、より親しみが湧いてきます。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:シランの白花種)
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 歌
◇くさふかき夏の野はらも人のゆくみちひとすぢはうづもれずして◇
意 訳
◆草深い夏の野原も人が通る一筋の道だけは草に覆われないように、人の道も正しい道は決してうずもれないでしょう◆
今回は昭憲皇太后の詠まれた御歌です。
人の道として正しい行いをしていれば、「正しい道」として後生まで残り続けるでしょう。
明治天皇は現代への発展と繋がる大業を成されました。
そのお傍でお姿をご覧になっていた昭憲皇太后だからこそ
このような力強く慈愛に満ちた和歌を詠まれたのではないでしょうか。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。
大型連休もスタートし、多くのご参拝の皆様で境内は賑わいました。
(平成30年4月26日午後2時頃撮影:初夏の宮川)
新緑も美しさを増し、ご神域を流れる清流宮川の清々しさに心が洗われます。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:宮川の清流にかかるもみじの青葉)
鮮やかな葉の1枚1枚が輝いているかのように見えます。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:光に透かされ輝く新緑)
また、若葉の下をよく見るとまだ出来たばかりの薄赤い種が実っています。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:若葉の下に種をつけたもみじ)
若葉の瑞々しさを堪能できる季節となっております。
ぜひ、新緑の美しい小國神社の杜へとお出かけください。
◆境内散策のお供に『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
小國神社の境内には様々な草花が息づいています。
足元に目をやると、青々とした葉や可愛らしい花など、それぞれの姿で私達の目を楽しませてくれます。
ご神域の草花の観察や、散策には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
がお勧めです。花の名前が分かると、より親しみが湧いてきます。
(平成30年4月27日午後1時頃撮影:シランの白花種)
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 歌
◇くさふかき夏の野はらも人のゆくみちひとすぢはうづもれずして◇
意 訳
◆草深い夏の野原も人が通る一筋の道だけは草に覆われないように、人の道も正しい道は決してうずもれないでしょう◆
今回は昭憲皇太后の詠まれた御歌です。
人の道として正しい行いをしていれば、「正しい道」として後生まで残り続けるでしょう。
明治天皇は現代への発展と繋がる大業を成されました。
そのお傍でお姿をご覧になっていた昭憲皇太后だからこそ
このような力強く慈愛に満ちた和歌を詠まれたのではないでしょうか。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。