一宮花しょうぶ園 開花状況 一宮花菖蒲園 開花状況 「満開～散り始め」②

Vol. 94：2015.06.12(金)

東海地方では本格的な梅雨入りとなり、一宮花しょうぶ園も多くの皆様にご来園いただいております。
（平成２７年６月１１日撮影）


（平成２７年６月１１日撮影）

花菖蒲の株分け販売も好評をいただいており、こちらも多くの方々がご購入されています。
豊かな自然の恵みの中、ご神域で育まれた花菖蒲をご自宅でもお楽しみ下さい。
初心者の方に育てやすい品種としては深い紫の花が特徴的な「紫衣の誉」が人気です。

（平成２７年６月１１日撮影）

花菖蒲は、今も多くの人の心をとらえて離しません。
早生、中手、奥手と咲き揃い、日に日に装いを変えていきます。
咲き始めは花の色が濃く、花びらが伸びて絹のように柔らかくなり、そして終わっていきます。

花菖蒲が花を咲かせるのは、わずか数日間。短い間に刻々と変化するさまを、「花が芸をする」と呼び楽しんできました。
梅雨のひとときだけに見ることができる、はかない美しさ。
日本人はそのような豊かな感性で花菖蒲を愛してきました。

（平成２７年６月１２日撮影）


本年は開花状況は例年より一週間ほど早く咲き揃い、散り始めの時期となりました。
今週１３日（土）、１４日（日）は花々を楽しむことができそうです。

職員一同、多くの皆様のご来園を心よりお待ちしております。