季節の便り
斎庭の草花 アセビ(馬酔木)・シャガ(著莪)の開花
Vol. 118:2016.03.25(金)
3月も後半に入りますと、桜の開花に合わせるように、ご神域に生きづく花々が競うように咲き揃います。
柔らかい陽射しのなか、芽吹いた命が力強く成長し、花を咲かせるその姿を見る度に季節が無事に巡り来ることの
尊さを感じずにはいられません。
さて、参道脇にある事待池の中島に宗像三女神をおまつりする宗像社が鎮座しております。その丁度真上に馬酔木の花が開花していま
す。馬酔木(あせび)の名は、馬が葉を食べれると、酔ったようにふらつくようになる状態になることから馬酔木と名がついたようで
す。
(平成28年3月24日撮影:事待池の馬酔木)
また、現存する日本最古の和歌集『万葉集』では水面に映る馬酔木の花を詠んだ歌が残されています。
池水(いけみず)に、影さへ見えて、咲きにほふ、馬酔木の花を、袖に扱入れな
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
まさに、今の季節の事待池の水面に映る馬酔木の花と同じ情景です。
1000年以上前に詠まれた歌と同じ風景に心を寄せ、現代の私たちの心と照らし合わせ、思いをいたす時、古より続く大和心を感じず
にはいられません。
(平成28年3月24日撮影:事待池の馬酔木)
また、シャガの花が例年より少し早い開花となりました。参道入り口付近の太鼓橋西側にひっそりと咲いています。
日当たりが良いせいか、付近のツボミも開花寸前といった様子です。
こちらも群生する季節となりますとご神域の緑に浮かぶ薄紫色の花がとても神秘的映ります。今後も開花状況をお知らせをいたしますの
でご確認下さい。
(平成28年3月24日撮影:参道入り口 太鼓橋付近のシャガ)
(平成28年3月24日撮影:参道入り口 太鼓橋付近のシャガ)
ご参拝の折には、是非ご覧下さい。
職員一同、多くの皆様のご参拝を心よりお待ちしております。
柔らかい陽射しのなか、芽吹いた命が力強く成長し、花を咲かせるその姿を見る度に季節が無事に巡り来ることの
尊さを感じずにはいられません。
さて、参道脇にある事待池の中島に宗像三女神をおまつりする宗像社が鎮座しております。その丁度真上に馬酔木の花が開花していま
す。馬酔木(あせび)の名は、馬が葉を食べれると、酔ったようにふらつくようになる状態になることから馬酔木と名がついたようで
す。
(平成28年3月24日撮影:事待池の馬酔木)
また、現存する日本最古の和歌集『万葉集』では水面に映る馬酔木の花を詠んだ歌が残されています。
池水(いけみず)に、影さへ見えて、咲きにほふ、馬酔木の花を、袖に扱入れな
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
まさに、今の季節の事待池の水面に映る馬酔木の花と同じ情景です。
1000年以上前に詠まれた歌と同じ風景に心を寄せ、現代の私たちの心と照らし合わせ、思いをいたす時、古より続く大和心を感じず
にはいられません。
(平成28年3月24日撮影:事待池の馬酔木)
また、シャガの花が例年より少し早い開花となりました。参道入り口付近の太鼓橋西側にひっそりと咲いています。
日当たりが良いせいか、付近のツボミも開花寸前といった様子です。
こちらも群生する季節となりますとご神域の緑に浮かぶ薄紫色の花がとても神秘的映ります。今後も開花状況をお知らせをいたしますの
でご確認下さい。
(平成28年3月24日撮影:参道入り口 太鼓橋付近のシャガ)
(平成28年3月24日撮影:参道入り口 太鼓橋付近のシャガ)
ご参拝の折には、是非ご覧下さい。
職員一同、多くの皆様のご参拝を心よりお待ちしております。