季節の便り
斎庭の草花 春の草花 『シャクナゲ』『ミヤマツツジ』『シャガ』『ヤマブキ』など次々と咲き競い始めました。
Vol. 201:2018.04.05(木)
夏日の気温となる日が続いておりますが、まだまだ朝晩の冷え込みに春らしさを感じる今日この頃となりました。
寒暖差に体調を崩される方も多いのではないでしょうか。皆さまにはくれぐれもご自愛の上、お過ごしいただきたいと存じます。
さて、この陽気に、染井吉野は多くが散ってしまいましたが、場所によってはまだ見られるところもございます。
また二の鳥居前の枝垂れ桜の一本は今が満開といった様子です。
(平成30年4月3日午前11時撮影:二の鳥居前 枝垂れ桜)
今年は他の花の開花も早く、間を置かずに次々と様々な花が競うように咲いています。
今が見頃、また今から見頃を迎える斎庭の代表的な草花をご紹介いたします。
(平成30年4月3日午前11時撮影:神幸所付近 シャクナゲ)
当社全域で少しずつ開花が進んでおります。
(平成30年4月3日午前11時撮影:記念館前 ヤマブキ)
「山吹色」や太田道灌の逸話でもよく知られるヤマブキは今が一番の見頃となっております。
(平成30年4月3日午前11時撮影:第3-1駐車場付近 シャガ)
林内の木陰に淡い色の花を見せるシャガは少しずつ開花が進んでいます。
(平成30年4月3日午前11時撮影:第3-1駐車場前 ミヤマツツジ)
ミヤマツツジは境内のあちこちで咲き、見頃を迎えています。
春の小國神社は様々な草花が咲き、私達の目を楽しませてくれます。
それぞれの花がどのようなところで、どのような姿で咲いているか、粒さに観察するのも楽しみの1つです。
そういった草花の観察や、境内の散策のお供には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之
著)をお勧めいたします。名前が分かるようになると、より花への親しみが湧きます。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇国民もつねにこころをあらはなむ みもすそ川の清き流に◇
意 訳
◆国民も常に心を洗い清めてほしいのもだ。神の宮居のそばを流れる、みもすそ川(伊勢、五十鈴川の別称)の清らかな流れに身をそそ
いで。◆
まさに激動の時代であった明治天皇の治世は、人心が動揺することも多々あったかと存じます。
そんな時代においても、国民にも心を常に清く気高く保ってほしいという明治天皇の想いが伝わってくるようです。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。
寒暖差に体調を崩される方も多いのではないでしょうか。皆さまにはくれぐれもご自愛の上、お過ごしいただきたいと存じます。
さて、この陽気に、染井吉野は多くが散ってしまいましたが、場所によってはまだ見られるところもございます。
また二の鳥居前の枝垂れ桜の一本は今が満開といった様子です。
(平成30年4月3日午前11時撮影:二の鳥居前 枝垂れ桜)
今年は他の花の開花も早く、間を置かずに次々と様々な花が競うように咲いています。
今が見頃、また今から見頃を迎える斎庭の代表的な草花をご紹介いたします。
(平成30年4月3日午前11時撮影:神幸所付近 シャクナゲ)
当社全域で少しずつ開花が進んでおります。
(平成30年4月3日午前11時撮影:記念館前 ヤマブキ)
「山吹色」や太田道灌の逸話でもよく知られるヤマブキは今が一番の見頃となっております。
(平成30年4月3日午前11時撮影:第3-1駐車場付近 シャガ)
林内の木陰に淡い色の花を見せるシャガは少しずつ開花が進んでいます。
(平成30年4月3日午前11時撮影:第3-1駐車場前 ミヤマツツジ)
ミヤマツツジは境内のあちこちで咲き、見頃を迎えています。
春の小國神社は様々な草花が咲き、私達の目を楽しませてくれます。
それぞれの花がどのようなところで、どのような姿で咲いているか、粒さに観察するのも楽しみの1つです。
そういった草花の観察や、境内の散策のお供には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之
著)をお勧めいたします。名前が分かるようになると、より花への親しみが湧きます。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇国民もつねにこころをあらはなむ みもすそ川の清き流に◇
意 訳
◆国民も常に心を洗い清めてほしいのもだ。神の宮居のそばを流れる、みもすそ川(伊勢、五十鈴川の別称)の清らかな流れに身をそそ
いで。◆
まさに激動の時代であった明治天皇の治世は、人心が動揺することも多々あったかと存じます。
そんな時代においても、国民にも心を常に清く気高く保ってほしいという明治天皇の想いが伝わってくるようです。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。